美しくラグジュアリーなヒール靴でファン多数の「セルジオ ロッシ」のプレス展示会で、新作をいち早く見せていただきました。
日付:2023.6.7
1951年にイタリアで設立され、専門的な職人技と常に新しいものを創造するクリエイティビティで、ラグジュアリーシューズブランドのトップランナーである「セルジオ ロッシ」。特に美しいヒールシューズは、世界中のセレブリティを魅了しています。今回のプレ・インターンシップはその「セルジオ ロッシ」のプレス展示会を特別に見学させていただきました!プレス展示会は、プレス関係者の方に新作をお披露目するシーズンごとのイベントで、中高生が入場させていただくのはまさに貴重。
さらに貴重な体験だったのは、セルジオ ロッシがパートナーシップで参画してきた「ハイヒール・プロジェクト」主宰の、アーティスト片山真理さんにブランドと一緒に作り上げたハイヒールをご紹介いただいたことです。
9歳から義足で歩いてきたアーティストの片山さんは、セルフポートレートやオブジェ製作を通じて、見る人の心を動かし続けています。片山さんが主宰する「ハイヒール・プロジェクト」は、義足利用者を含む全ての人にとっての「選択の自由」「理想を抱く自由」を提示するための継続的なプロジェクト。そんな片山さんが、セルジオ ロッシ創始者であるセルジオ・ロッシ氏の言葉「靴は女性の脚の完璧な延長である」という理念に共鳴してアイコン「SI ROSSI」をベースにカスタマイズした「Mari K」を作り上げました。そして、それを実際に履いて、中高生の質問に答えてくれました。「#KuToo運動があったように、ハイヒールを履かない自由があってもいい。一方で履く自由もあっていい。大事なのは選択できるということ。履けるからこそ履かない自由が選べるんです」という片山さんの言葉に、参加メンバーが大きく頷く場面も。
多角的に展示会を楽しませていただきました。
メンバーの感想
僕は今回、セルジオ ロッシに行って様々な靴を見ました。特に印象に残ったのは義足のためのヒールです。今、片足のない人などは義足を履いて生活している人が多いと思います。そのせいで、自分のやりたいファッションが限られてくることもあります。ですが、この義足のためのヒールの開発により、また新しい世界観が出てくると思います。僕はこの開発は誰もにとって価値のある研究だと思いました。(AO/中学1年)