『好きな場所で得意を活かす』中高生のキャリアデザインゼミ

イタリアンラグジュアリー「TOD’S」 2023春夏プレス展示会見学

イタリアンファッションの伝統を担う「TOD’S」の展示会にお邪魔し、ラグジュアリーの真髄を身体で感じる体験となりました。

日付:2023.1.27

今回のプレインターンシップでお邪魔したのは、イタリアンラグジュアリーブランド「TOD’S」2023春夏プレス展示会。メンバー3名に対して、PRの方も3名いらっしゃり、伸び伸びと質問できる貴重な機会となりました。

まずはPRの方から、トッズというブランドのフィロソフィや歴史について教えていただきました。トッズは革製品を得意とするブランドで、靴からビジネスをスタート。その代名詞がドライビングシューズであり、靴裏に突起がいくつも並んだアイコニックなデザインだと学びました。ブランドのロゴを全面に打ち出したブランドアイテムが多い近年ですが、トッズのドライビングシューズはロゴをあしらうのではなく、踵から少しオーバーした突起がロゴ代わりになっているというさりげなさが、メンバーの心を掴んでいました。

2023SSのアイテムはトッズ伝統のオーソドックスなアイテムをベースに、素材やカラーを変えたアイテムが多いということで、トッズのアイデンティティと時代性の両方に触れることができました。かのダイアナ元妃が愛用したというディーアイバックは硬さが特徴でしたが、今季は柔らかい素材感にリニューアルしたそうです。また、色合いも夏のイタリアの暖炉を彷彿とさせるナチュラルなカラーリングで、ベージュやパウダーピンクで構成されていました。ウィメンズの洋服は、スリーピースや軍服といった男性のワードローブをモチーフに、女性のエレガンスさを取り入れたルックで、性別という枠に囚われすぎず、かといって捨てすぎない、自然体な印象を受けました。

ブランドフィロソフィや今季のルックをレクチャーしてくださったPRの方は、3年前までファッションとは全く異なる業界でお仕事をしていたということで、キャリアの可能性も垣間見える時間でした。

高級感溢れる展示会の雰囲気から、展示されたアイテムに触れることすら遠慮していたメンバーでしたが、なんとPRの方から「ドライビングシューズ、履いてみませんか?」とお声がけいただき、トッズの代名詞であるドライビングシューズデビューを果たしました。履いてみた瞬間「うわぁっ!」という声が漏れ聞こえるほどの新体験。「あんなに軽くて柔らかい靴があるんだ!」という声が上がりました。あまりの感動に、卒業祝いにご両親にプレゼントしてもらえないか算段をつけるメンバーも。

最も印象に残った出来事は、恐る恐る値札を見るも手が届かない値段だと悟り、履ける日はまだまだ遠いと残念がるメンバーに、PRの方々が「買えなくても、ぜひ試着しにお店にいらしてください。試着だけして帰っていただいていいんです。店員も喜ぶと思います。」とあたたかいお言葉をくださったことです。トッズのデザイン性・機能性だけでなく、スタッフの方々が体現するブランドフィロソフィーのファンになって帰路につきました。(内藤里沙/FFi大学生メンター)