Stylist白幡啓さんがディレクションする「Styling/」の展示会で、展示会とは?服作りとは?を根掘り葉掘り伺いました。
日付:2023.1.18
今回のプレ・インターンシップでお邪魔したのは、Stylist白幡啓さんがブランドディレクションしている「Styling/」の2023春夏の展示会。展示会は何度か参加したことのあるメンバーも、そのブランドが服に込めた想い、細かいカッティングのこだわり、それを実現するためのデザイナーの苦労など、ディレクター目線で舞台裏を伺える機会は貴重とあって、興味津々でした。
展示会は、次のシーズンのブランドの方針、打ち出すスタイルを業界関係者や顧客、バイヤーにお披露目する場。媒体関係者はこの展示会を巡って「このブランドはこのアイテムを推していた」「ここは斬新な打ち出しをしていた」と情報をインプットし、バイヤーは何が多く売れそうか、何が売り場のイメージを決めるパワーアイテムになりそうかを入念にチェックします。だからこそ「どこのブランドも気合を入れて臨むのが展示会」と白幡さんは言います。
スタイリストならではの感性で、固定観念なく「着たときに裾がぶわっと広がったらいい」「ここが透けると素敵」など次々繰り出されるアイディアを形にするのは、デザイナーの石垣さん。服作りだけをやってきた人では思いつかない提案に驚きながらも、実現することが楽しいと語ってくださいました。
自由で華やかなアイテム、リアルでありながら個性を発揮するコーディネートの数々を見学しながら、服作りのチームワークもメンバーたちは学ばせていただきました。