夏休みLVMHジャパンスペシャル講座の第二弾は、パルファン・クリスチャン・ディオールのオフィスへお伺いしました。
日付:2022.8.22
数々の伝説的な香水や、多くのコスメファンを虜にしてやまないコスメラインで、圧倒的な人気を誇るビューティーメゾン「パルファン・クリスチャン・ディオール」。今回は、そのパルファン・クリスチャン・ディオールで、実際にメゾンの皆さんが行っている「フレグランス研修」を体験させていただきました!フレグランスのスペシャリストからディオールの香りの極意を教わるだけではなく、Diorというメゾンについて、ラグジュアリーブランドで働くことについてなど、多くの学びのある一日となりました。
メンバーレポート:

「伝統と挑戦」
LVMH Japanとのプレインターンシップでグループ全体について学んだ後、今回はパルファン・クリスチャン・ディオール[Dior] に焦点を当てたプレインターンシップを体験した。戦後のショーからDiorが発表し続けてきた香りやそこで働く方たちについて知ることができた。
まずは、パルファン・クリスチャン・ディオールで働く方のオフィスを見学させていただいた。オフィスがあるフロアはDiorのロゴがある以外はシンプルなつくりだった。いざオフィスへ入ると、とても開放的でコワーキングスペースのような印象を受けた。部署ごとにパーテーションで区切られた席があるのではなく、Diorに関わる全ての人が1つのチームとしていろいろな意見を交わせる空間を大事にしているそうだ。明かりも従来の蛍光灯ではなくデザイン性の高いライトが設置されていたり、壁にはDiorが大切にしている言葉が書かれていたりと、自由で会話が生まれそうな環境で働いていた。オフィスがワクワクするような空間に設計されていることで、ワクワクするような企画が出来上がるというお話を受け、楽しい!を共有するには自分が楽しんで仕事をすることが大切であると感じた。
後半はDiorが大切にしてきた香りを学ぶべく、Diorの代表的な香水である「Miss Dior」を形づくる4つのエッセンスを嗅ぎ、それぞれにどのような印象を受けたかドレスの絵に色をつけたりデザインを描いて表現した。班の中でもドレスの柄があったり、どこにどの色を持ってくるのかが違っていたりと個性が出る体験であった。私自身、香りを説明する際に「〇〇みたい」と他のものに例えて説明することが多かったのだが、色や形で説明するのも新鮮で、それぞれ違ったデザインでもMiss Diorを形容していることがわかり、とても興味深かった。
Diorで働いている方のお話の中で、クリスチャン・ディオールが柱としていた「女性を美しくするだけでなく、より幸せにしたい」という意思が受け継がれてきていることが強く伝わった。特に「Diorらしさ」を感じられたのは、オフィスデザインを手掛ける方が社内に所属していると聞いたときだ。創設者・クリスチャン・ディオール自身も建築を学び、ドレスのデザインと設計に共通点を感じていたらしく、今でも建築を重んじる姿勢に常にディオールの信念が根幹にあると感じた。現在でもアルコールフリーの香水を発表するなど、時代の流れに合わせて挑戦する気持ちを持ち合わせながら、歴史も大切にする姿勢が備わっているからこそ常に誰かの憧れであり、ワクワクできるブランドとして今も愛されているのだ。(Ema/高校2年)

Diorの歩み
クリスチャン・ディオールの立ち上げたブランドDiorは今や超有名ブランドとして、日本でも多く愛されていますが、Diorには様々な歴史とこだわりがありました。
Diorは1947年、第二次世界大戦後に、クリスチャン・ディオールがすべての女性が幸せになって欲しいという思いで始めたブランドです。ブランドは今に至るまで、進化をし続け、Diorの独自性をみがいてきました。 その中でも、Diorの香水部門ではMs.DIORを初めとした、様々な種類の香水を展開しています。香水の原料を巧妙に調香し、Diorならではの女性らしい上品な香りを表現しているのです。 Diorの凄いところは、製品だけではありません。Diorの社内には、様々な専門的な部署が置かれていて、ゆったりとした働きやすい職場で、様々な部門の社員が仕事に励んでいました。他の社にはなかなかいない、職場などをデザインするデザイナーまでもいらっしゃいました。DIORには、様々な工夫がされていました。(K.K/中学2年)

パルファン・クリスチャンディオールにいってみて
パルファン・クリスチャンディオールのオフィスの見学と歴史について勉強しました。最初にオフィスを見学すると聞いたとき、机が綺麗に並んだ様子を想像しましたが全く違いました。オフィスに入ってまず目に入ってきたのが猿です。ディオールなのに猿です。更に奥に入っていくとガラス張りの壁にはクリスチャンディオールが描いたドレスやMiss diorが描かれておりオフィス全体から、ここはdiorなんだという感じがしました。オフィス全体にdiorにまつわるアイテムと日本を意識した家具や照明があり少し不思議な感じがしますが慣れるととても素敵な空間に思えます。多くの企業が店舗やオフィスのデザインを外注するなか、自社の中にデザインチームがある点に驚きました。次にMiss diorの歴史についてです。香水の名前自体はよく聞きますがその裏にどんなストーリーがあるのかを知らない人は多いと思います。書くと長くなるので是非調べてください。また、クリスチャンディオールの思いをしっかりと受け継ぎ、次に繋げていくための教育も充実しておりNo.1企業の凄さを実感しました。(森脇貴志/高校3年)

クリスチャンディオールの想い
今回のプレ・インターシップではディオールさんの香水について教えて頂きました。 まず最初に、ディオールさんのオフィスを見学しました。中に入るとシンプルだけれど、細かいところにこだわっているなという印象でした。正面には、ディオールさんのリップ、香水、スキンケアの商品が並んであり、他にも、本なども置いてありました。1番印象に残ったのは、オフィスのデスクでした。普通オフィスといって思い浮かぶのは規則的に向かい合って置かれてるものだと想像します。ですが、ディオールさんのオフィスのデスクは、色んなところに、色んなデザインのデスクが置いてありました。それは、自分に合った働き方に合わせるためだそうです。
次に香水について教えて貰いました。 ディオールさんの香水はその時発売されたワンピースと共に香水が販売されていたそうです。クリスチャンディオールは見えないおしゃれも楽しむと言った名言も残していました。色々な香水を嗅がせて貰ったのですが、全て花のような匂いがしました。クリスチャンディオールの母は花が好きで家の庭に沢山の花を育てていたそうです。
今回のプレ・インターシップを通して、ディオールさんの香水についてとクリスチャンディオールの想いがよく伝わりました。(日髙悠那/中学3年)

クリスチャンディオールで学んだこと
今回私はクリスチャンディオールでオフィス見学と香水のワークショップをやりました。ワークショップでやった事はまずクリスチャンディオールの生涯について学び、その後4つの匂いを嗅いでドレスの絵に色をぬり、最後に香水の種類などを学びました。 今回のプレインターンシップで学んだことは香水には主に4種類あるということです。パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンの4種類です。この4つの違いは濃度で、パルファムが1番濃度が濃いです。濃度によって使う場面も違うということも驚きました。 今まではあまり香水に興味はなかったのですが、今回のプレインターンシップでこれから香水に挑戦してみようかなと思うきっかけになりました。(ayn/中学3年)

それぞれの感じ方
今回はDiorのプレインターンシップを受けてきました! 私は今までDiorをあまり使ったことがなく、しっかりところDiorのことを知るのは今回が初めてでした。 私が今回のプレインターンシップで1番印象に残っていることは、4種類の香水を嗅いで、そのそれぞれから感じた匂いを色に表して、一つの絵を完成させると言うものです。みんなの作品も見たのですが、自分で全然違っていたりと価値観の違いを感じられました。(寿/中学3年)

パルファン・クリスチャン・ディオールの世界
最初にお仕事をしている人が働いているオフィスにいき今回担当してくれる方のお話を聞いて、香水の研修室にいってワークショップをしました。いろんな香りを嗅いでドレスをつくっていくという内容です。(にか/中学1年)

自分が知らないフレグランスの世界
今回のプレインターンシップでは、パルファン・クリスチャン・ディオールの実際のオフィスを訪れ、世界で幅広い世代に愛されているディオールのフレグランスについて学んだ。
まず、実際に社員の方が働いているパルファン・クリスチャン・ディオールのオフィスを訪れた。エントランスですぐにディオールのフレグランスの香りが漂っていて、中に入るとディオールの代名詞である香水やリップのブティックなどがいくつも並んで飾ってあった。さらに、壁のデザインにも細かいこだわりがあるのが見て分かる。ディオールが大切にしている言葉や可愛らしい絵のデザインが描かれていて、ディオールの世界観が詰まったオフィスになっていることが分かる。デザインだけではなく、社員たちがより快適に仕事をできるように、デスクやレイアウトにも工夫されていることも注目した。社員それぞれ違う自分のワークスタイルがあることを考慮し一人で作業をするスペースや、グループで仕事をできるデスクなど様々なスタイルに合った仕事環境があると気づいた。普段見ることのできないオフィスを見ることができて、パルファン・クリスチャン・ディオールのこだわりや工夫が見え新しい発見を沢山見つけ学べることができた。
フレグランス研修では、フレグランスの深く、長い歴史を学んだ。個人的にディオールのフレグランスは愛用している物であるからこそ、どうやって誕生し、それらの商品がどう売り出されていくのかについて深く学んだ。香水にも色んな種類があってそれぞれどんな効果がありいつ使うべきなのかを自分が知っていた情報以上のことを学べて勉強になった。特に、4つの違う匂いを嗅ぎ、それぞれ嗅いで感じたことを実際に絵や色で表現するところは興味深かった。感じたことを自分で選んだ色などで表すことでその匂いが一体どんな影響を与えるのか、それらを組み合わせてどうミスディオールの香水の完成形に辿り着くのかと思うとワクワクした。パルファン・クリスチャン・ディオールが作り上げた様々な香水の匂いを感じてそれぞれどんな意味が込められ、どんなお客さんに提供したいのかを学ぶことができた。花と水だけで作られた香水が最近誕生したことも知り、ディオールはどれほど長い歴史があり、アイコン的な製品がいくつもあっても、新しいものを作り出しお客さんへの満足感をより高めるんだなと感じることができた。普段使用している製品だからこそ、フレグランスの世界を知ることができ、新たな自分の好きな香水に出会いたいと言う思いが強くなった。(Moeka Omi/インター12年)

Dior✨💕
香水の匂いで色塗りをするのは初めてだったからうまく出来るか少し心配だったけど、綺麗に色塗り出来たしたくさんの素敵な匂いに出逢えて楽しかったです!!一番好きな匂いはベルガモットという柑橘系の匂いでした💛(新関桜子/高校2年)