中高生にも大人気の「SNIDEL」の新作展示会を見学し、さらにVMDというお仕事について教えていただきました。
日付:2022.7.28
「SNIDEL(スナイデル)」は、日本国内だけではなくアジアを中心とした海外にも展開するグローバルファションブランド。そんなリーディングブランドの2022-23秋冬展示会を、FFiメンバーで見学させていただきました!また、SNIDELやgelato piqueなど多くのブランドを展開する「マッシュスタイルラボ」のVMD部の方による、VMD(ヴィジュアル マーチャン ダイジング)のお仕事についてレクチャーも。初めて聞くお仕事の内容、どんなふうにブランドを支えているのか、またどんなスキルが必要なのかなど詳しくお伺いし、ファッション業界の職種について、また新たに学びを深めることができました。
メンバーレポート:

今回のプレ・インターンシップを通して
今回のプレ・インターンシップではMASHGROUPさんのSNIDELさんの展示会とVMD担当の仕事内容について教えてもらいました。
まず最初に展示会を見学させて貰いました。今回の展示会では今季の秋冬服の展示でした。季節の移り変わりに合わせたコーディネートが展示されていました。その展示の仕方に凄く興味を持ち、圧倒されました。 そのあとはVMD担当さんの仕事内容について教えてもらいました。主な仕事内容は、展示会の立案、施行、撤収や店舗備品の手配などです。マネキンの服を選ぶ際には統計の結果なども参考にして決めるそうです。購買意欲を高めるような配置にもこだわっているそうです。 MASHGROUPさんの本社には美味しそうな社食があって、企業理念である食べて綺麗にを大事にしているのを感じました。
今回のプレ・インターンシップを通して、 お店だけでなく本社にもこだわっているという事に社員を大切にしている会社だと感じました。(日髙悠那/中学3年)

感じたこと
今回スナイデルの体験をしてみて、スナイデルの仕事場は堅苦しいものではないんだということを知りました。ドラマや映画ではデスクなどサラリーマンが多いとこだと思っていたのですが、スナイデルの仕事場はみんなが私服でガラス張りのドアなどオシャレな仕事場になっていて驚きました。また、オフィスカフェがあることが印象に残っています。お酒やフードロスを防ぐ活動をしていて、仕事の他の所にも力を入れていることにすごいいいなと思いました。また、VMD部の仕事では客に合わせて、気に入って貰えるような商品を置く、小さい店の中には必ず客の欲しいものがあるようにするなど難しそうなことをするのも商品が売れる秘訣なのかなと思いました。今回スナイデルの体験に行ってみて、将来の仕事がすごく楽しみになってきました。大変な仕事かもしれないけれど、オフィスカフェがあったりして、仕事をしていて楽しいだろうなと思いました。(川手咲七/中学3年)

VMDという仕事
SNIDELやgelato piqueなどのブランドを手掛けるマッシュスタイルラボさんの本社にお邪魔し、VMD部副部長石井さんにご案内いただき、SNIDEL2022-23AW展示会の見学後、VMDというお仕事について、詳しくお話を伺いました。VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)とは、販売に繋がりやすいような視覚的な戦略を考え実践する仕事です。店頭のマネキンが着る服から展示会の配置や壁紙の色まで、ブランドのイメージやその時々のプロモーションに合わせて細かく決めていきます。石井さんが過去に行った例としては、ヨガの日のキャンペーンを行なっていた際に浄化というテーマに合わせてお香のデザインを用いたり、水晶を配置してみたりと、服以外の部分にも多く関わっているそうです。VMDは『気づかせるワザ』VP、『足を止めさせるワザ』PP、そして『手に取らせるワザ』IPの3つに分かれています(COPACKより引用https://www.copack.co.jp/column/26)。 私自身、ショップのインテリアや装飾をみて立ち止まる、という経験に思い当たる節があり、そこにはVMDの方々の思惑が存在したことを認識しました。恥ずかしながら今回初めてVMDという仕事があることを知りましたが、手間暇かけて作られた商品をより多くの人に届けるためにはこの仕事は必要不可欠なものであると強く感じました。
今回のプレインターンシップを通して、身の回りの世界にはまだ自分が知らない仕事がたくさんあることを再確認したとともに、それらの仕事を知ることで、自分から見える世界の解像度を上げて、より豊かな生活をおくることができるのではないかと考えさせられました。(まお/FFi大学生メンター1年)