ハイクオリティなユーズドセレクトショップ「RAGTAG」で、豪華なショップツアーを体験させていただきました!
日付:2022.5.30
青山のとあるブランドショップでの光景が、はじまりである「RAGTAG」。ほしい服を前に残念そうな顔をしている女子高生を見たことがきっかけで、ファッションへの憧れをあきらめて欲しくないという気持ちから、商品はハイクオリティでリーズナブルなユーズドアイテムです。今回渋谷店でRAGTAGの仕組みやこだわりを、店内見学をしながら教えていただきました。さらには参加メンバーから2名が、ショップスタッフさんにコーディネートしていただくというワクワクする体験も。また来たい!と感じるような素敵な場所でした。(宮澤莉子/FFi大学生メンター)
メンバーレポート:

ファッション業界の新たな一面
今回のプレインターンシップでは、様々なブランド古着の通販、買取、販売を行うユーズドセ レクトショップ の RAGTAG 渋谷店に訪れた。バイヤー、ショップ店員の仕事内容について学びながら実際にショップ 内を見学し、接客対応も体験した。
まず最初に、株式会社ティンパンアレイについて学んだ。RAGTAG と rt を運営しているティンパンアレイは、誰もが憧れのブランドの服を着たりファッションを試すことができるなど、服へのパッションを応援する思いでこれらのお店が誕生したことを知った。さらに、RAGTAG は買取サービスの中に宅配 買取、訪問買取などにも力を入れ、ファッションが好きなお客さんを一番に考え彼らのニーズに合わせる ための接客や情報提供をしていることが分かった。お客さんへの心づかいは店内でも明らかだ。買取依頼のためにきたお客さんとして訪れた客は洋服を預けた後の待ち時間に店内にあるカフェでゆっくり過ごし、ストレスなく過ごすことができる。買取依頼のためにきたお客さんを納得させ、満足していただくために、資格を持ったカスタマーアシスタントは品の状態など事細かに確認し、買取依頼のためにきたお客さんに接客対応を行っていることが分かった。単純にお客さんと話すだけではなく、歩み寄り、信頼関係を築きながら彼らへ満足感を与えるなど、徹底的に接客を披露しているのがRAGTAGの強みであり良さなんだと気づいた。
実際に店内を見学し、接客体験も見ることができた。店内にも RAGTAGがこだわっている部分が見えた。まず、内装はそれぞれ違う店舗で違い、ムードや客層などを考えデザインされている。RAGTAG 渋谷店では、落ち着いた雰囲気に洋楽のゆったりとしたBGMが流れ、ブランドもグループで分かれ、洋服が配置されているのがわかる。店内に入ってお客さんの手前にはカジュアルブランドや値段的にもリーズナブルなブランド の服が並んでいる。奥に入ると、ラグジュアリーブランドの服が並び、より服に対しフォーカスできるように配置されているが分かった。接客対応では、好きな色、よく着る服のタイプなどの質問をしながらお客さん に合う洋服をセレクトし丁寧に説明していることが分かった。
私自身 RAGTAG に行くことがよくあり、服を着てファッションを楽しむのが好きなのだが、訪れる店舗の裏側を実際に見てスタッフの仕事内容を知ることができ、色んなこだわりや工夫がされていて感銘を受けた。ファッション業界の新たな一面が知ることができて良い体験をすることができた。(Moeka/高校 2 年)

“ガッカリ“をなくす工夫
今回のプレインターシップでは、ショップスタッフさんナビゲート「RAGTAG」ショップツアーを体験しました。 「RAGTAG」は全国に店舗を展開している古着屋で、古着屋と聞いたときは下北沢にあるような少しレトロなお店かと思っていました。 実際は、お店のインテリアや商品がとても古着屋とは思えないくらい素敵でした。内装は白を基調とした壁に木材を所々に取り入れていて暖かい雰囲気でした。また、渋谷店ではショップの中にカフェが設置されていて、お客さんが査定を待っている間に快適に過ごせるよう工夫がされていました。 「RAGTAG」での古着の買い取りはどんな年齢の方でも可能で、中高生から70代の方まで幅広く古着を持ってショップに来るそうです。中高生でも自分の洋服が誰かの『おしゃれ』になれることは素敵なことだと思いました。さらに、「RAGTAG」には6つのこだわりがあり特に“キズや汚れも一目でわかる“こだわりが印象に残りました。古着を選ぶときに一番気になるのがキズや汚れです。「RAGTAG」の商品1つ1つに丁寧につけられていたタグはキズや汚れがすぐわかるように、星などの目印がついていてすぐに気づくことができ、古着を買い汚れを見つけた時のガッカリがなくなるように工夫されていました。 お客さんのガッカリをなくす工夫が「RAGTAG」には数えきれないほどあって、私も実際に商品を買ってみたくなりました。今まで行ったことのない・見たことのない新しい古着屋で、リーズナブルでおしゃれな一人一人のファッションが最高に楽しめる場所だなと感じました。(Eri/中学3年)

「RAG TAG渋谷店」ショップツアー
RAG TAG渋谷店でショップの見学をしました。 RAG TAGはブランド古着を主に扱うお店です。 皆さんは古着屋さんと聞くとどんなお店を想像しますか?私のイメージする古着屋さんはこじんまりとしていて風通しが悪く、たまにちょっと怖そうな店員さんがいるところです。そういった古着屋さんの店員さんは実際に話してみると凄くいい人が多いのですが、ファッションに最近興味を持った方だったり若い方には少しハードルが高いかもしれません。その点においてRAG TAGは全く違います。見学する現場に到着して最初に感じたことは「明るい」です。渋谷店は地下1階を含めた4階建てですがガラス張りになっており中がよく見えます。入口も分かりやすく古着屋さんとはとても思えませんでした。中に入ってみると店内はピカピカ、通路も広めにとってあるようで他のお客さんとぶつかってしまうことはまずありません。お友達と来てもみんなで楽しむには充分なスペースがあります。お店の雰囲気はバッチリとなると次に気になるのはお値段やお洋服の状態ではないでしょうか?古着屋さんで頑張って買ったお洋服を家に帰ってから確認してみると大きなシミがあってショックを受けたというお話も実際に聞きました。慣れない空間にいると緊張してあたふたしてしまい、冷静になれないことはよくあります。しかし、RAG TAGに行けばそんなことにはなりません。店頭に並んでる商品には品質保証タグというものが付けられています。これには商品の説明が細かく、且つわかりやすく記載されており、ブランドは勿論のこと、シーズンや参考価格(定価)、どこに汚れや傷みがあるのかまでわかります。しかも、タグはわかりやすい位置にあるので良心的だなと感じました。ここまでくるといよいよ最後の関門。店員さんです。みなさんも一度は接客で嫌な思いをしたことがあると思います。古着屋さんの店員さんともなればクセが強い人も多そうですよね。ところが、今回お話を伺った方にそんな方はいませんでした。だからといってお洋服の知識が無い訳ではありません。買取をする際にも必ず必要になるのですから凄い量の知識を持ってるはずです。ですが、それをひけらかさずに聞かれたことにはしっかり答え、アドバイスをくれる姿がとても印象に残りました。どんな人にもファッションの先輩になってくれると思います。また、買取についても同様で品物1点1点の買取価格を説明してくれます。なぜこのお洋服がこの金額なのかを納得するまで説明してくださるので売りに行くのが初めての方にもおすすめできます。販売と買取どちらにも力をいれているRAG TAGにぜひ足を運んで頂きたいです。(森脇貴志/高校3年)

今回で学べた沢山のこだわりと工夫
今回はRAG TAG渋谷店に行ってきました。 古着を買い取るところから売り物になるまでを細かく説明してもらいました。 このお店は商品一つ一つにこだわっていて、買い取る時も一つ一つ経験豊富なバイヤーさんが手作業で値段をつけて買い取ります。そして買い取られた商品は一度大きな倉庫に持っていかれ、各店舗の雰囲気や買いに来る人が多い年代に合わせて商品を振り分けるそうです。そして古着で気になりがちのシミや汚れなどがわかりやすいようにタグに汚れている部分などを細かく記入しています。こうすることによってお客さんが購入後に汚れを見つけて返品したい!などのトラブルが減少します。 私はお店の商品でコーディネートをしてもらいました。普段あまり着ることのないような服を選んでいただいて新しい体験ができました。(杏/中学3年)

新しい古着屋
古着屋といえば下北沢とかにある小さいお店を想像しますが、RAG TAGは違います。今回行った渋谷店は渋谷という街にあるだけあって内装も物凄くオシャレです。各ブランドごとの洋服が分かれて整理されていて、並び順も、自分の気になる服につられてそのコーナーに行けば周りも知らないうちに好きなもののコーナーになっている、みたいな感じでした。 コーディネートしてもらいましたが、普段は全く着ない、というか凡人だったら思いつかない組み合わせのコーデを考えていただき、自分のファッションの幅を広げる良い機会になりました。 次にここに来た時は私も買い物したいです。(hana/中学3年)

RAGTAGプレインターシップ
今回はRAG TAGのプレインターンシップを受けました。 RAG TAGとは古着屋さんです。 私は普段あまり古着屋さんを利用しないので最初は全然どんなシステムかわかりませんでした。けど今回のプレインターンシップを受け、タグの一部一部の些細なところにこだわっていたり、買取をしてもらうときに店員さんを指名できる。などいろいろなことを知れました!(KOTO/中学3年)

RAGTAGの工夫
今回私はRAGTAG渋谷店に行きました。 まず最初に会社の説明をされました。創業したきっかけや、RAGTAGの取り組みなどの話です。次に、2組に別れて1組は2階のショップツアー、もう1組はバイヤーさんがどのように仕事をしているかを学びました。最後に代表者2人がRAGTAGにある洋服で変身しました。 プレインターシップでさまざまなことを学びました。新品である必要はなく、これが古着?と思わせるお店を作るためには沢山の人たちの努力がありました。まず、バイヤーさんが傷をつけないために手につけている装飾品は全て取ったり、商品に付いているタグは人の手で付けたり一品物ならではの取り扱い方だと思いました。タグにもこだわりがあり、まず、人の手で全て打ってあり、もし、傷やシミがついていたりしたらタグに記載したり、タグをつける場所は目に入りやすいように見やすい場所に付けたりしてあり、とても工夫されていました。 私はバイヤーさんのお話を聞いたとき、装飾品を外すと聞きました。ただ、ネイルをしていたため、ネイルで洋服を傷つけてしまわないかという疑問を持ちました。なので聞いてみたところ、ネイルをしていた方が爪が割れることがないため、補強されてネイルをしていた方がいいということがわかりました。 私は最初古着は汚いものだと思い込んでいました。しかし、今回RAGTAGに行ってみて、一度使っていたものをもう一度息を吹き込んで丁寧に扱っていて古着への偏見が薄まりました。(ayn/中学3年)

👚RAG TAG
商品一品一品を大事に確認して、バイヤーさんの中古品でも綺麗に売りたいと言う気持ちがとても伝わってきた企画でした。(ちゃこ/高校2年)

RAGTAGプレインターシップ
「THE 古着じゃないじゃんもう。」ジャニーズの菊池風磨が大人気YOUTUBE じゃにのチャンネル内でRAGTAGを訪れた際の第一声だ。
今回のプレインターンシップの舞台はハイブランド特化のユースドセレクトショップRAGTAG渋谷店。古着屋とは思えないハイクオリティな品揃えとサービスを誇るRAGTAGから、企業の想いやこだわり、バイヤーのお仕事について学んだ。
「これかわいいね、でも私たちには買えないね」ブランドショップの前で残念そうな顔をしている2人の女子高生。いかにもお金持ちなお客さんがショップ店員に甲斐甲斐しく話しかけられる側で、制服姿の彼女らは見向きもされずにぽつんと立っている。そんな光景を目の当たりにし「憧れのブランドをお金がないというだけで諦めなければならないなんて、切なすぎる」と考えた創業者の高橋さんは、「何も新品ではある必要はないんだ」とデザイナーズブランド専門のユースドセレクトショップRAGTAGを3.5坪からスタートした。そんなRAGTAGの目指す未来は ”おしゃれになることをあきらめない世の中”。人材開発室採用担当の福田さんが「バイヤーや採用と職種は違えども、働く目的は一緒」と力強く語ってくれた。
おしゃれを応援するRAGTAGのこだわりの1つが品質保証タグだ。RAGTAGにとってタグは「ただ値段を表すものではなく、お客様が安心してお買い物するためのもの」。この観点を踏まえて必要な情報は「全て」記載している。傷や汚れの数・位置は一目でわかるように載っている、という福田さんの説明にメンバーからもどよめきがあがった。こだわりはタグの記載内容に留まらない。商品タグが見つからず、服のあちこちを探した経験が誰しも一度はあるだろう。「タグを探している間に店員さんに声を掛けられちゃう。試着室に押し込まれちゃう、と焦った経験はありませんか?」と福田さん。RAGTAGではタグを探す手間が生じないよう、タグの位置が決まっている。シャツは第二ボタン、パンツは外側にタグ付けするため、パッと見たときにどんな商品でもタグがすぐ目に入るのだ。タグの情報入力も、洋服へのタグ付けも全て手作業だと教えてくれた。
メンバーが「ここが古着屋さん?」と驚くRAGTAGの内装にも、おしゃれを楽しんで欲しいという想いが詰まっている。内装は年に1回変更し、地域のお客様に合ったレイアウトを意識するため、店舗によって雰囲気が異なる。「吉祥寺店は公園が近く、子供連れや大学生が多かったので、店内に噴水を置いたことも」と吉祥寺店店長経験もある福田さんが教えてくれた。また、渋谷店の買取フロアにはカフェが併設されている。RAGTAGは買取予約を受け付けていないため、待ち時間が長くなってしまうお客様に飲み物とチョコレートを振る舞うべく設置したそうだ。「チョコレートがすっごい美味しいんです。食べてみてください」と高野さんがにっこり。
続いて、渋谷店現役バイヤーの高野さんからバイヤーのお仕事もたっぷりレクチャー。実際に査定を行う個室でお話を聞いた。古着の買取はひらけた場所で開けっぴろげに行うお店が多いが、RAGTAGは違う。自分の洋服のラインナップを他人に見られたらなんだか恥ずかしい、そんな気持ちに配慮し、査定は個室で行われる。
RAGTAGの買取には指名制度がある。お客様は「もう一度話したい」「楽しかったから」といった想いで指名するそう。「だから、美容室と似ているかもしれません」と高野さんは言う。既に高野さんのユーモアとエネルギー溢れるトークの虜だったメンバー一同、納得顔。渋谷店は特に指名が多く、人気バイヤーだと1日20人を担当するそうだ。
高野さんの楽しいトークで緊張もほぐれ、「ゴリ押しで値段上げてくるお客さんいるんですか?」と茶目っ気たっぷりに切り込むメンバー。過去には2時間粘られたこともあるが、買取価格は変更せず、丁寧な説明を試み続けたそうだ。なぜなら、「最初に出した値段が誠意の値段」だから。最初に提示した買取価格は、基本的に変えることはないと言う。買取価格を上げて欲しいと言い出せないお客様もいるからこそ、値段交渉を前提とした安めの価格設定は平等ではないと語ってくれた。2時間の対話を重ねたお客様は「負けた」と言い、最後には全品売ってくれたそうだ。
プレインターンシップの最後は、ショップ店員の接客技術を体感する「変身体験」だ。メンバーの中から代表2名が変身。高野さんから「普段はズボン?スカート?」「好きなスタイルは?」とヒアリングを受けたメンバーが、高野さんのセレクトした洋服に着替えて試着室から出てくると、どよめきとシャッター音が止まらない。ガラッと印象が変わる、それでいて、ピタッと本人の雰囲気にはまったルックが完成していた。私服ではカジュアルでストリート風だった彼女がギャルソン発ノワール ケイ ニノミヤのシースルーのブラウスを羽織り、スボンを選びがちと話した彼女がシックなロングスカートを履きこなす様は、まさに変身だった。高野さんは「お顔立ちと、ピタッとしたヘアを見てギャルソンが似合いそうだと思った。」「スカートは選ばないと言っていたので、スカートらしくないスカートであえて挑戦してみた」と笑顔で話してくれた。
創業背景、品質保証タグ、内装、買取価格、コーディネート、どれを取っても「おしゃれを応援する」というホスピタリティに満ちていた。体験終了後、お店から見えなくなるまで、大きく手を振って見送ってくださったRAGTAGの方々はまさに、おしゃれを愛する人の最強の応援者である。(FFi PROJECT MENTOR慶應大学3年生・内藤里沙)