街づくりのプロである「三井不動産」。前線でイベント企画を行う方に話を伺い、ワークショップでアイディアを出しました。
日付:2025.11.13
日本橋の街を彩るクリスマスイベント。その主催者である三井不動産の街づくり・イベントづくりのプロフェッショナルに、実際の仕事内容や、イベント企画の進め方などリアルな現場の話をお伺いしました。グループワークやキャリアトークも行われ、メンバー一同大盛り上がりの90分となりました。大学生メンターのレポートでご報告します!
今回の体験で得られたこと
仕事の理解
イベント企画の裏側を知り、仕事の成り立ちを理解する
企画する力
テーマから自由に発想し、企画としてまとめ上げる力を身につける
チームで働く力
話し合い、役割分担を経て合意形成から発表まで積極性を発揮する
キャリア形成
ロールモデルのキャリアを聞き、自身のキャリア形成を考える
今回の体験の概要
| 🏢 実施企業 | 三井不動産株式会社 |
| 🕖 所要時間 | 約90分 |
| 🏁 形式 | 企業訪問+ワークショップ |
| 📝 内容 | 事業レクチャー/ワークショップ/プレゼン |
| 📍 開催場所 | 日本橋 |
メンターレポート
今回のFFiプログラムでは、日本橋で開催される冬季イベント「パディントンの日本橋大冒険」の裏側についてお話を伺った。コレド室町の階を登るにつれ真剣な仕事場の雰囲気が漂い、少し緊張するメンバーも多かったが、まず自己紹介の場が設けられ、昼食に何を食べたかという気軽な質問を通して場が和み、母の手作り弁当など思わず笑顔があふれる回答が続いた。こうして緊張がほぐれ、会場には明るい空気が広がっていった。
和やかな雰囲気が生まれたところで、三井不動産の五十嵐星来さんにお話を伺った。冬季イベントについて簡単な紹介があり、街と結びついたイベントに中高生たちは興味を深めていった。三井不動産が行う仕事は「用地の取得、企画設計・建築、テナントリーシング、運営」の四段階に分かれる。に分かれる。その場所にどうやって特定のお客さんを呼ぶか、どうやってそのお客さんにリピートしてもらうか、その問いを常に考え実行するのが五十嵐さんが担当する管理運営である。そしてその業務を参加メンバーも体験すべく、「夏に日本橋で開催するイベント」をテーマにしたワークショップが始まった。日本橋はオフィスワーカーが多く、老舗が立ち並ぶ歴史がある町という説明を受けると中高生たちは次々にアイデアを出し始めた。各自のアイデアを付箋に書き出し、最終的にポスターにまとめ発表をした。「流しそうめんで涼を感じながら文化を体験し、食べたい分だけ提供するためフードロス削減を期待できる。また、竹を使った団扇を配布してサステナビリティと広告を両立させることができる。」―――中学生男子二人が考案した、和でオフィスワーカーをいやすイベントは五十嵐さんをはじめ同席していた安達さん、黒田さんからも大好評であった。中高生たちは実際の仕事目線からフィードバックをもらい、まちづくりの奥深さを強く実感した。
ワークショップ後は五十嵐さん自身のキャリア紹介に移った。さまざまな経験を積んできた彼女の話に、中高生はぐっと引き込まれていった。「新しいものを取り入れつつ以前からあった良いものを残す、という復興のありかたをみて三井不動産に決めた。」「人にお願いして成り立つ仕事だからこそ、人の三井と言われるような素晴らしい人がたくさんいる。」キラキラした目でそう語る五十嵐さんを見て、質問タイムでは真剣な相談が飛び出した。「学生時代、その時しか出来ないことをたくさん楽しんでほしい。」「日本の大学は自由度が高く社会との接点を持つことができる。守られた環境だからこそ、なんでもトライしてほしい。」と激励の言葉をいただいた。プログラム終了後に丁寧に一人ひとりの悩みを聞いて下さった五十嵐さんの姿にも「人の三井」が垣間見えた。
私自身も学問と職業が必ずしも一致しない悩みを相談した。「学んだことと今の仕事は直結していなくても、日々の選択で学問を活かすことができる。」という力強い答えと実際に、学生時代の専攻を深め私生活でボランティア活動に励む五十嵐さんの姿は言葉以上に強く信念を示していた。
次のプログラムではなんとこのイベントのプレ・オープンデイに参加させていただく。人に触れ、町に触れ、技術に触れることができるこのイベントで参加者はどんな新しい視座を得るのだろうか、期待が高まるばかりである。この日五十嵐さんが紡いだ言葉の数々はきっと中高生の背中を押してくれるはずだ。(FFi大学生メンター/Juri)
メンバー・メンターの感想
イベントを開催するにあたって、どう始まってどう形になっていくのかを知ることができました。このような中型イベントを開催する人はどのようなバックグラウンドを持つ人なのかも知ることができました。特に、海外経験が多く自分が現在迷っている大学進学についてもお話をしてくださったのでとてもためになりました。
実際にイベントを考えてみた時間では、アイディアばかりが広がってしまってそれをまとめて発表することや、楽しいことばかりを考えてしまってしっかりとした目的をもったイベントに作り上げていくことが難しかったです。(hana/高校2年)
今回のプログラムを通して、街を舞台に企画を実現することは、多くの企業や人が協力して街の価値を構築することであると感じました。五十嵐さんが見せてくださったステークホルダーマップからは、電源を担当する企業等まで含めた幅広い関係者が支えていることが分かり、まちづくりの奥深さを知りました。また、「人の三井」という言葉が印象的で、私自身、今後も人とのつながりを大切にする姿勢を大切にしていきたいと思うようになりました。(もか/高校3年)
僕は今まで三井不動産の名前は知っていたがこの会社が具体的に何をしているかは知らなかった。今回のプレインターンシップで初めてこの様なイベントを行なっているのを知り、これは、街と人を楽しく一体化する者だと感じた。
自分達が考える時、オフィスワーカーと観光客が多い街と言っていた。その時、ターゲットをどちらかに絞るのではなく、両方を楽しめる物を考えたいと思った。その中でオフィスワーカーには小休憩を、観光客には日本らしさをそれぞれ伝えたいと考えた。そこからは、スラスラとアイデアが浮かんで来た。結果的には満足の行くプレゼンをする事ができた。
この様な体験をする事により、ここで働く人達は何を何から考えるのかなどイメージが湧き、街を創る面白さにも気付けた。(もふもふ/中学3年)
今回のプレインターンシップは初めてオンラインでカナダから参加しました。初めてのオンライン参加だということもあり、他の人たちとうまくエンゲージできるか不安でしたが、画面を大きくしてもらったり、メンターと個人で話せる機会を工夫して設けていただき素敵な経験になりました。
街づくりで知られる三井不動産が、現在パディントンとコラボレーションして展開しているクリスマスマーケット事業について、どのようなステップを踏み、何を大切にしながらプロジェクトを進めているのかを学ぶことができ、大変貴重な経験となりました。単なる季節イベントとしての開催ではなく、空間演出、地域への経済効果、ブランドとの世界観の調和など、多角的な視点から企画が組み立てられていることに驚きました。
また、パディントンというキャラクターの持つ温かさや物語性を街全体の雰囲気づくりに融合させることで、子どもから大人まで楽しめるコミュニティ空間を創出している点に、三井不動産の街づくりへのこだわりを感じました。こうした丁寧で戦略的な取り組みを知ることで、街づくりがどれほど多くの工夫と理念によって支えられているのか改めて理解することができました。(Eri/高校3年)
今回は初めて三井不動産の方のお話をお伺いしました。三井不動産の印象は、元々、CMで色々なことをしている会社という大体のことしか知りませんでしたが、今回お話を伺って、イベントや街づくりなど「そんなこともしているんだ」などと新しく知ることがとても多かったです。(バスケがしたい三井のすずちゃん/中学3年)
三井不動産の五十嵐さんの経歴を最初聞いた時、留学経験が長い(高校時代を海外で過ごした)という点で私と少し似ているなと思いました。私の周りに留学経験の長い社会人の人はいなかったので、五十嵐さんのお話はとても貴重で、すごく共感や学びが多かったです。
私自身最近将来について考えることが多かったのですが、今回のお話で少しヒントを得た気がします。とても有意義な時間でした。ありがとうございます!(にじほ/大学生メンター)
大きな企画の裏で何が起きているかをパディントンと日本橋のコラボを通じて分かりやすく学ぶことが楽しかったです。自分たちでプレゼンテーションを行うことで、立案を体験させてもらいました。また、五十嵐さんに質問する機会もいただけてとても貴重な体験ができました。(Juri/大学生メンター)











































