BEAMSの企業コラボレーションと先導者としての歴史を知る

セレクトショップの先駆けとして登場し、今も新しいチャレンジを続けているBEAMS本社で歴史と現在を学びました。

日付:2024.4.4

1976年に、「American Life Shop BEAMS」としてわずか6.5坪のスペースから誕生した「BEAMS」。以降50年近く、セレクトショップとして日本のカルチャー&ファッションシーンを牽引しています。今回のプレ・インターンシップでは、そんな「BEAMS」本社にお邪魔して、歴史と進化し続けるスタイル、さらにそこで働く魅力的な大人の方々のお話をたっぷり伺いました。

実は、FFiのプレ・インターンシップが「BEAMS」で開催されるのは、これで3回目。参加中高生から「楽しいことをしていると感じる会社だった」「お仕事をしている方々が楽しそうだった!」という声が続出したことから、「多くのメンバーに魅力的な大人にたくさん会ってほしい!」と再度実現しました。

まず、BEAMSの歴史について、アーキビストの肩書きを持つ長友さんより教えていただきました。今のBEAMSについては知っていることが多いメンバーも、多くのレーベルを打ち出し、ライフスタイルやカルチャーを先導してきたBEAMSの歴史に興味津々。その後、アーカイブスペースを案内していただき、実際にブームを作り上げたアイテムたちを見学しました。さらに、社員の方のためのカウンターバーやフリースペース、まるでショップのようなプレスルームも見学。特に初めてプレスルームに足を踏み入れたメンバーは、「ここでスタイリストさんが選ぶんだー」「お店みたい!」と感激しきりでした。

次にお話いただいたのは、BEAMS JAPANをプロデュースする佐野さん。BEAMS JAPANは、匠からサブカルチャーまで、「日本」を切り口にファッション、プロダクツ、カルチャー、飲食などの日本文化をBEAMSの審美眼で見つめ直し、魅力を世界に発信する事業であると教えていただきました。発信するのはモノだけではなく、ヒトやコトの魅力。企業や団体を繋げて、ヒトとコト、モノからコトへと繋げる取り組みを行なっており、モノだけではなくモノの裏にあるストーリーも伝えたいとおっしゃっていたのが印象的でした。実際に、農業✖️BEAMS JAPAN、銭湯✖️BEAMSJAPANなどの取り組み事例を見せていただき「好きなコトや気になるカルチャーを突き詰めていくことこそ、ライフスタイルでありファッションだよね」という言葉にメンバーも納得の様子。「経済で世界一は今は難しいかもしれないけれど、文化やカルチャーは世界に通用する!日本の魅力を世界に伝えたいんです。そしてBEAMSで働くことの魅力は、そんな自分が伝えたいファッションやカルチャー、ライフスタイルという切り口で、様々なことにチャレンジできること!」という佐野さんの言葉は説得力がありました。

ここで、メンバーも「コラボ」について考えてみることに。「自分たちだったらBEAMS JAPANとどんなヒト、コト、モノのコラボをしたいか?」をグループに分かれてディスカッションしました。コラボの際に大切にしていることは、⚫︎目的とゴールを共有するワンチームであることを意識して信頼関係を築く! ⚫︎自分にしかできない、役立てると思えることをとことんやる! というヒントをもらい、中高生らしい自由な発想を披露し合いました。グループごとの発表後は、社員の皆さんからフィードバックも。自分たちが今気になっている身近なものから発想を広げたり、気づいた相手先の課題を楽しく解決していこうとする点を褒めていただき、メンバーたちも嬉しそうでした。

最後に、長友さん、佐野さん、そしてコーポレートコミュニケーション部の内山さんと、BEAMSでイキイキ活躍されている3人の方に「中高生の頃何をしていましたか?そして何をしておいたらよかったと思いますか?」を質問させていただきました。参加できなかったメンバーにも、きっと響く言葉の数々だったので、ぜひ読んでみてください。

内山さん
「自分が中高生の頃は、狭い世界で過ごしていたな、と今になって思います。みんなに伝えたいのは、興味があること・広げられることをなんでもやってみてなんでも試してみてほしい、ということ。そして、ダメだったらやめてもいい。中高生の時って、それでいいんです。今の時代は情報に溢れていて、すぐ手に入ると思います。でも、それって編集されている情報。自分で調べることは大事です。自分で情報を選び取って、みんなの柔らかい頭だからこそ吸収できることをたくさん吸収して、多くのことにトライしていってください」

長友さん
「自分が中高生のときは、美大に行きたくて活動的にいろいろなことをやってきました。それでも、今になってみれば『あれもやっておけばよかった、これも、もっともっと』と思うものです。特に昔は、グローバルに調べることが簡単ではなかった。今は海外にまで目を向けて、意思表示できる環境にあると思うので、自分から情報を取りにいくことを絶対にやったほうがいいと思います。実は私は4月から大学院に学びに行くんです。必要なときって、目の前に現れてくるんですよね。その時に、ぜひチャレンジする心を持っていてほしい。失敗は当たり前。若いうちにたくさんチャレンジしてたくさん失敗してください」

佐野さん
「今、みんなにはこうして楽しくお仕事しているように見えているかもしれないけれど、実は、自分は中高生の時って、夢がなかったんです。やる気もなかった。何かにのめりこんだこともなかった。今思えば、無駄なことをしたなぁ、と。でも、夢はなかったけど、漫画とか、NUMBER(スポーツ誌)とか好きなものはあった。結果として、その「好きなもの」が、たとえば漫画とコラボをしたり、スポーツチームとコラボを提案したり、と今の仕事に活かされているんです。
難しく考える必要はありません。『将来の夢はなんですか』って聞かれて夢がないなぁと思っている人もいるかもしれない。でも、夢がなくても、好きなことをとことん突き詰めることでいいんじゃないかな、と思います。僕の周りで新しいことや楽しいことを提案できる人って、好きなことにのめりこんできた人たちです。難しく考えずに、好きなことの情報を取りにいく、のめりこむ、そんな中高生時代を送ってもらえたら、と思います」

メンバーの感想

前回のBEAMSのプレインターシップにも参加したのですが、改めてBEAMSの本社にお邪魔して、BEAMSという会社の始まりや歴史を知ることが出来て良かったです。前回はなかった、BEAMSのコラボを考えるという企画では自分の身近にあるものでなにかコラボできるものは無いかとBEAMSの社員さんの目線で考えることが出来て楽しかったです。今回参加して、アイディアの箱を増やすために様々なことに取り組んでみようと思いました。普段見ることができないプレスルームも見学できて楽しかったです。ありがとうございました。(Kano/高校1年)

今回はBeamsの歴史を学ぶ貴重な機会をいただきありがとうございます。創業からの情熱とクリエイティビティに溢れた展示やスライドでbeamsは服だけではなくライフスタイルからデザインするという、独自のアプローチが、時代を超えて魅了する理由がよくわかりました。(H.K/中学3年)

BEAMSの企業や行政とのコラボレーションの話を聞いて、自分たちならどんなコラボをしてみたいかを考えるプレゼンの時間が楽しかったです。奇抜な発想が大事だと感じたので、興味の幅を広げていきたいと思います。(寿/高校1年)

僕は、今回2回目のBEAMSでしたが、前回見ることができなかったプレスルームに入ることができてとても嬉しく思いました。夢はなくても、好きなことをがんばりたいと思いました(AO/中学2年)

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