GUCCIの世界観を堪能する「GUCCI LOVE PARADE TOKYO」体験ツアー

渋谷のミヤシタパークで開催中の体験型イベントGUCCI LOVE PARADE TOKYOを、ご案内していただいた贅沢なツアー!

日付:2022.5.16

今回の体験の舞台は、渋谷ミヤシタパークで開催し、SNSで話題沸騰の体験型イベント、GUCCI LOVE PARADE TOKYO。昨年11月にハリウッド大通りを封鎖して開催されたコレクションGUCCI LOVE PARADEがテーマ。イベントでは、コレクションの世界観をカフェ、インスタレーション、期間限定ショップの3スポットで表現しています。GUCCIの世界観に浸れるラグジュアリーなひと時でメンバーも満面の笑み。普段知る機会のないお仕事「ブランドエンゲージメント部」の方に、ブランドはどのように世界観を伝え、ファンを生み出すのか、教えて頂きました!(Risa Naito/FFiメンター大学3年)

メンバーレポート:

GUCCIの世界観

今回体験したGUCCI LOVE PARADEはハリウッドで開催されたファッションショーが再現されている場所でした。 最初にカフェを見学しました。ケーキなどが販売されていて中で食べることが出来ます。カフェの中にはモニターがあり、ファッションショーの動画が流れていました。 次に訪れたのはスニーカーだけのショップです。GUCCIは最近特にスニーカーに力を入れており、環境に良い素材だったりを考え、スニーカーを作っているそうです。沢山のスニーカーがあるので気に入った物が見つかると思います。 次は服のショップを訪れました。そこでは実際にファッションショーで歩いた人が着ていた服が販売されていて、服やマネキンに番号がふっており、その番号はファッションショーに出た順の番号だそうです。 最後はGUCCIの世界観を感じることが出来る、展示を見ました。ゲームや鏡など自由に撮影出来ます。私はサッカーのボードゲームが一番楽しかったです。 また機会があれば行きたいなと思いました。(日髙悠那/中学3年)

GUCCIの世界観!

伝統を守りつつ、革新的な取り組みをするGucciならではの世界観を今回体験することができ、貴重な時間となった。 Gucciの店舗を再現したセクションでは、ランウェイでモデルが着用した洋服を実際に見ることができ、まるでアメリカで行われたショウに参加しているような気分になれただけではなく、購入はできないけれど、値札もついていて実際にお店で買い物をしているような気分になることができた。 また、私はGucciにメイクアップラインがあることをそこで初めて知った。パッケージもグッチらしいピンクで統一されとても可愛いく、使ってみたくなった。 ゲーム体験のコーナーもあり、私の大好きなgossip girlというアメリカのドラマで見てからずっと試してみたかったビリヤードができて、とても嬉しかった。 スニーカーのセクションでは、私にはGucci=スニーカーというイメージがあまりなかったけれど、PRの方から今Gucciはスニーカーに力を入れていてスニーカーといえばGucciというコンセプトのもと商品を展開しているというお話を伺い、伝統あるブランドも時代に合わせて変化しているのだと感じた。 カフェの内装も今まで私の知っているGucciといえば赤と緑という期待を裏切り、黒が多様されていて今回のLove Paradeという展示のコンセプトにぴったりで、中ではファッションショーの映像が流れおりGucciの世界観に浸ることができるようになっていた。 GucciといえばバンブーやインターロッキングG、赤と緑のストライプを思い浮かべるが、それらの伝統的な物を取り入れながら時代に合わせて変化していくブランドGucciの世界観を体験することができた。(菜央/中学3年)

✨GUCCI LOVE PARADE✨

グッチのカフェや、シューズ、パレードの衣装などたくさんの商品を近くで見ることが出来ました。(Chaco/高校2年)

体験

今回GUCCI LOVE PARADEのプレインターンシップを受けました。 このプレインターンシップは、自分達で見たり実際に体験して学ぶことがとても多く、例えば路上ファッションショーの服が展示されていたり、ビリヤードや、ダーツなどを体験できるスペースがあったりなど、実際体験して学ぶことがすごく多く、とても楽しかったです!(KOTO/中学3年)

GUCCI

GUCCIの体験型イベントに参加しました。 とても興味深く、特にスニーカーの展示は沢山の種類のスニーカーがあり、どれもとても素敵で見ていてとっても楽しかったです。 ゲームルームや写真を撮れるスペースなどでは世界観がとても素敵で貴重な体験をさせて頂きました。(植松麗子/中学3年)

GUCCI ブランドエンゲージメント部の方に聞く、3つのなぜ?

1.ファッションブランドなのに、なぜカフェなの?

GUCCIといえば、誰もが知るラグジュアリーブランドであり、そのイメージは「GGパターン」と呼ばれるロゴがあしらわれたバックやTシャツをイメージするだろう。そんなファッションブランドであるGUCCIが、なぜ、ミヤシタパーク4階に「グッチ カフェ バイ ヴァリー パーク スタンド」を開いたのだろうか? その答えは、日本人の特質にあるそうだ。日本人の「生活から入る」傾向を踏まえカフェを開いた、とGUCCI ブランドエンゲージメント部の方は言う。今回のGUCCI LOVE PARADEの関連イベントにおいて、カフェを展開したのは日本のみだそう。 ファッションブランドだからとファッションアイテムのみを消費者にアピールするのではなく、生活に馴染みのある「カフェ」というコミュニケーション方法をとることで、GUCCIのブランドメッセージをより多くの消費者に、特に新しい層である若者に届ける、ファンを増やす、という狙いがあるのだ。 カフェに一歩足を踏み入れると、ほの暗い空間の中で煌々と大画面に映し出される、ハリウッドで行われたファッションショー「GUCCI LOVE PARADE」の映像に目を奪われる。店内の調度品も、ファッションショーの雰囲気を踏襲したクラシカルかつラグジュアリーなデザインで統一され、フードメニューはハリウッドにあるイタリアンバルを彷彿とさせる。このように、カフェを余すところなく活用し、GUCCIの世界観を若者に届けているのだ。

2.なぜ、靴にフォーカスした「SNEAKER ROOM」を設けたの?

多くの人が行き交うミヤシタパーク前の大通り、ガラス張りのお店が並ぶ中に、期間限定ショップ「GUCCI SNEAKER ROOM」がある。3つのスポットで構成されている今回の体験型イベントだが、最も人目に付く場所に位置するのが「GUCCI SNEAKER ROOM」だ。 カフェ、インスタレーションスペースに続き、あえて「スニーカー」に特化したスポットを設けたのはなぜだろうか? その答えは、渋谷の若者のカルチャーにある。ここ最近、若者、特にストリートファッション発祥の地である渋谷の若者の間で、スニーカーが流行しているそうだ。だからこそ、今回ミヤシタパークでイベントを開催するにあたって、スニーカーに特化したスポットを用意したのだ。確かに、大通りに面したGUCCIの左隣のお店にも、ガラス越しにずらりとにスニーカーが並んでいた。 そういえば、3週間前に友人と小腹を満たしにミヤシタパークに訪れた際も、スニーカーショッピングに付き合って欲しいと言われ、行列に並んだばかりだった。並んでいる際に友人から、「この行列に並んぶ人々の足元は数万〜十万もするプレミアムがついているような激アツなスニーカーが多い」とヒソヒソ解説されたことも思い出した、確かに渋谷の若者でスニーカーが熱いようだ。 またファッション業界では、ウェアをカチッとしたフォーマルなスタイルで決め、足元はラフにスニーカーで崩す、というスタイルが流行り始めているらしい。実際に店内には、ジャケットスタイルにスポーティーなタイツを合わせ、スニーカーを履きこなすマネキンが大通りに面した目を引く位置に配置されていた。 流行を先取りするGUCCIだが、サステナブルという波もしっかり先取り、いや先導している。スニーカーにはサステナブルな新素材、デメトラが使用されている。これは、本物のレザーのような見た目でありつつ、非動物由来かつ再生可能なバイオベースである。私も、一緒に見ていた高校生も、スタッフの方に説明を受けるまでバイオ素材だと気づかなかった。

3.日本で買えない商品も展示するのはなぜ?

普段から営業している「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」では、特別なインスタレーション(展示空間を含めて全体を作品とし、見ている観客がその「場」にいて体験できる形式)を開催。インスタグラムで注目されたのは、ハリウッド女優のバックステージを彷彿とさせる、パステルピンクの貝殻型ソファーが置かれたメイクルームや、レトロなゲームルームなど、ハリウッドのきらびやかでレトロな世界観に浸れるフォトスポットである。 しかし、このインスタレーションの注目すべき点は、フォトスポットだけでなはい。 本インスタレーションの凄いところは、昨年11月にLAで開催されたファッションショーで登場した全116ルックの大半が展示さていることだ。 ファッションショーで登場したルック全てが展示されていることが、そんなにすごいことなのか?と思う方も多いだろう。私もそう思った。この凄さを理解するためには、海外でファッションショーを終えた服が日本で購入できるようになるまで、どのようなプロセスを踏むのかを知る必要がある。 通常、ブランドが海外でファッションショーを終えると、MDと呼ばれる仕事の人が、日本で好まれそうなアイテムを選び、その商品が日本の店舗に並ぶ。つまり、ファッションショーでお披露目された全てのアイテムが日本の店舗に並ぶわけではないのだ。 にも関わらず、今回のインスタレーションでは、購入できないものも含めほぼ全てのルックが展示された。これは、GUCCIのファッションステートメントを伝えるためである。Statementという英単語を直訳すると「発言」になるが、ファッションの文脈においては「主張する」という意味になる。つまり、GUCCIは全ルックを展示することで、GUCCI LOVE PARADEのファッションアイテムを通した主張・哲学、を示そうとしたのだ。(Risa Naito/FFiメンター大学3年)

高級ブランドがより身近に

今回はあの誰もが知っているGUCCIへインターシップ体験をしにいけるということで、参加前から大きな期待をしていました。しかし、実際にお店に入ったことが数回しかなかったり、ブランドそのものの本質を理解していなかったりと、GUCCIといえば高級ブランドというイメージだけを持ちインターシップへ向かいました。到着し始めに感じたのは、スケールの大きさと若者層の絶大な人気でした。ハリウッドの道路を貸し切ってランウェイの映像はすごく印象的で、そこからGUCCIのサステナブルな取り組みだったり、一つの壁や一つのマークに対しての意味を伺い、すごく興味深くなりました。 ランウェイのお洋服ひとつひとつだったり、POPUPの意味をしっかりと理解できたインターシップ体験でした。 高級ブランドをより身近に感じられ、実際に肌で体験できたことはすごく良い機会でした。(記事、動画とも Kyon/FFiメンター大学1年)