TAE ASHIDA 30TH ANNIVERSARY AW COLLECTION 2022-2023 

東京のファッション界を30年間牽引し続けている「TAE ASHIDA」コレクションショーを見学させていただきました

日付:2022.4.6

不朽のエレガンスをベースに、都会的なモダンさと洗練を取り込んだコレクションで、東京のファッションを牽引してきた、デザイナー芦田多恵氏のコレクションブランド「TAE ASHIDA」。今回、その「TAE ASHIDA 2022-23 Autumn-Winterコレクション」ショーを、特別に見学させていただきました!コレクション見学が初めてだったメンバーも多数、新作発表の場というだけなく、音楽や光などエンターテイメント性の高さにも感嘆していました。

メンバーレポート:

都会的でモダンな TAE ASHIDA 秋冬コレクション

今年でデビュー30 周年を迎える TAE ASHIDA の秋冬コレクションを見学した。

まず注目したのは、会場の造りだ。国立代々木競技場はステージが中心に位置し、客席が輪になって囲むように配置されている。直線のステージをイメージしていた私は、どうショーが展開されていくのかより期待が高まった。

ショー開始直前、会場に流れていた音楽が止まり、暗転して舞曲・ボレロに合わせて登場したのは東京バレエ団プリンシパルの柄本弾さん。円型のステージに沿って力強く、優雅なパフォーマンスが披露された後、冨永愛さんを先頭にランウェイがスタートした。

白メインのルックから始まり、グレー、黒…と段々と柄や色彩が足されていく構成は、一つの物語を見ているようだった。ルックのバリエーションも様々で、フォーマルなスタイリングやパーカーなどのカジュアルなアイテム、スパンコールが輝くドレスなど目まぐるしく変わるテイストに目が離せなかった。

会場でかかっていたショーミュージックはこの日のために制作された完全オリジナルの楽曲である。様々な印象を持つルックが展開されていくように、BGMも装いの雰囲気に合ったものが流れていた。

ショーの終盤にはドレスも登場した。芦田多恵さんのインタビュー記事を読んだ際に、服作りの根底には、「袖を通したときに、どれだけ着心地が良くて、美しく見えるか」という考えがあることを知った。まさに、歩くたびに裾がひらひらと動くデザインを見て、実際に着ている姿を見て感じ取れる美しさを目の当たりにすることができた。雑誌の写真やマネキンが着ているのを見るだけでなく、人が着てランウェイを歩いて初めて服として完成するのだということが肌で感じられた。

ショーのラストに、全員がボレロに乗せて再登場し全員が観客の方を向いて立っていた姿は壮観だった。モデルの方達は次々に服装を変えて登場し、円を描くように歩いていた。常に複数人が別の方向を向いて歩いているものの、絶対に交わらないところが交差点を想起させ、都会的な雰囲気を感じた。生き方の多様化が進んでいる今、同じ方向を向かず歩いている演出に現代との重なりを感じ、圧倒された。

初めてのファッションショー

今回のプレインターンシップでは、TAE ASHIDAのファッションショーを見学しました。広い会場真ん中がランウェイとなっていて、周りを囲って観客が座る椅子が並んでいました。始まると同時に、バレリーノがクラシック音楽と共にパフォーマンスをし、終わった直後に会場の雰囲気が変わり、海外でも活躍する冨永愛さんがランウェイに向かって歩いていき、ファッションショーが始まりました。最初の登場で心を奪われモデルが着飾る様々なTAE ASHIDAの洋服に魅了されました。後半では、変わったデザインのドレスなど服の雰囲気も変わり、終盤ではモデル全員がランウェイの真ん中に集まり服の魅力さに圧倒されました。初めてのファッションショーでもあり、TAE ASHIDAの世界観に吸い込まれ、とても貴重な体験を受けました。また、今後違うブランドのファッションショーもぜひ見たいと思いました。(MOEKA/高校2年)

日本進出した台湾の本屋

今回は芦田多恵さんのファッションショーに参加させて貰いました。 会場に着いた時から沢山の花束が置いてあり、このショーの大きさを実感しました。 ショーでは、沢山のモデルさんが芦田さんの服を着て歩いていてこんなに近くでモデルさんを見れること、そして会場の臨場感に圧倒されました。 また、高いヒールで堂々と歩くモデルさんがとてもかっこよかったです。 そして、ショーの最後の冨永愛さんが着ていた長いドレープのあるドレスがとても綺麗でした。 最後に芦田さんと写真をとってもらった時、優しく話して下さり素敵な方だと思いました。 ファッションショーを見るのは初めてだったし、なかなか行けるようなところでもないのでとても良い経験になりました。(あやね/中学3年)

ファッションショーを初めて見てみて、、、

芦田多恵さんのファッションショーで、出ているモデルさんたちは冨永愛さんなど 有名な方たちでした。今回は2022秋冬のショーでその中でも特にトレンドのものをお披露目していて、顔が小さく背がとても高モデルさんたちを見ることが出来ました。私はファッションショーを見るのが初めてだったので、ファッションショーがどういうものなのかを自分の目で見て学ぶことが出来ました。やはり、背が高い人たちだからこそ着こなせる服や、服をより良く見せることができたりするのだと思いました。今回はモデルさんたちを近い距離からみることができて、ファッションの良さや輝きを知りました。本当に貴重なお時間をありがとうございました!(咲桜/中学3年)

TAE ASHIDA 2022-2023 AW COLLECTION

代々木体育館で行われたTAE ASHIDA 2022-2023 AW COLLECTIONは終始高級感と壮大な雰囲気に包まれたものであった。会場が暗転しボレロに合わせて登場したのは東京バレエ団プリンシパルダンサーの柄本弾。彼は日本人で唯一モーリス・ベジャールの「ボレロ」を踊ることを許可されているダンサーである。舞踏が終わると、会場は全体的に明るくなり、日本を代表するモデル冨永愛によってランウェイが始まった。ショーは全体を通じてボレロをアレンジしたような音楽で進行されており、統一感がありながらもストーリー性や新奇性を感じるものであった。冨永愛をはじめに、橋爪愛、福士リナといった知名度の高いモデルが登場し、さらにTikTokで人気を集めた大橋修蔵がモデルとして登場した。会場の作り方や演出を含め、長い時間をかけて築かれた人脈やブランドとしての形容が表現されているコレクションであったと感じた。(小穴睦子/FFiメンター大学3年)