ELLE Japonエディターの高倉由紀乃さんに、ファッション編集者のお仕事って何?をたっぷり伺いました!
日付:2021.4.26
知っているようで知らないファッションのお仕事、今回は「ファッションエディター」について、ELLE Japonエディターの高倉さんに伺いました。ファッション誌を作るとは?どうしてエディターになろうと思ったの?中高生のとき夢に向かってどんな準備をしていた?など、今からためになるお話いっぱい、大いに盛り上がりました。
メンバーレポート:

ファッション誌を作るということ
今回は、「ELLE JAPON」に行き、ELLEについて教えていただきました。
私はこの様なお話を聞くのは初めてで、お誘い頂いた時、雑誌について知りたい!という興味が湧いてきて参加させてもらいました。
実際に高倉さんにお話をしていただいたところ、全くと言えるほど知らなかった知識を学べました。お話する時にELLEの雑誌が配布されて、中を見てみると私が今まで見ていた雑誌とはまた違う魅力がありました。ELLEは写真が沢山載ってあり、文章の所と写真の所が区切られていたり……
なので、1つの作品(1人だけの写真)が際立っておりファッションを見せるということに重視したページづくりだなと思いました。他にも作りがすごくシンプルでとても読みやすかったです。それを考えていた上でお話を聞いているとモデルさん一人一人が合う服などに合わせて撮影していて、モデルさんの魅力が最大限に引き出せるように全ての係の人が頑張っているのだと分かりました。なので私が最後に質問させてもらった、読者が目に行くページを作る時の工夫も、その内のひとつです。洋服を着るモデルさん、その洋服に会った髪型、メイク、背景の色など様々なものが1枚の写真を撮るのに関わっているという事に驚きました。
それ以外でもELLEの雑誌では数百万もするジュエル、アクセサリーも普通に扱うとおっしゃっていて、ELLEが40ヶ国という多くの国で売られている理由はこれだと分かりました!これから雑誌を買うにあたって、毎回の雑誌にすごく手を入れていて読者に喜んでいただけるようにと最善を尽くしている事、ファッションだけでなく、女性の生き方についても記載したり、1冊の雑誌を作るのに何十日もかけているということ、読者が満足行くように、関係者1人1人の意見を集めてひとつの雑誌が出来ていることを忘れないようにしたいです。ありがとうございました!(KIKI/中学1年生)

今回のプレインターンシップではElle japon さんに行ってきました。社内は2階に分かれていて社員の方々が個人のデスクを持ってなく自由にデスクを選べる(フリーアドレス)ようになっていました。高倉さんのお話を聞いていた中で私は1番高倉さんがファッションへの興味を持った理由が印象に残りました。高倉さんは海外に留学した時日本とは違った環境の中で自分の好きなことはなにか考えられたと言っていました。私もこれから1番自分が何をしたいかを考え、それに向かって行動していきたいと思いました。また、1ヶ月半前から雑誌を作り始めたり総勢100人ぐらいの方たちで1冊の雑誌をつくりあげていると聞いて、1冊の雑誌を長い期間や大勢の方たちで作り上げていると知りすごいなと思いました。そして、雑誌を楽しそうに作られている社員の皆さんや高倉さんも本当に素晴らしいなと思いました。Elle japonさんのことをたくさん知れて良かったです。ありがとうございました。(Eri/中学2年生)

働く女性のELLE JAPON
Elle japonさんの会社で、4階のエリアをお邪魔させて頂いた時社員さんのパソコンがちらりと見えたのですが、多分見えた方の作業は写真の加工?編集?をしている最中だったのだと思います。遠目からだったのではっきりとは見えませんでしたが遠くからでもモデルさんの迫力が伝わってきました。モデルさんの元々あるオリジナルの良さを編集などでより際立たせていてました。雑誌を作るにはモデルさんだけ、編集者だけ、(カメラさんやスタイリストさんだけ)などではなくみんなの力を合わせて写真を完成させるのが大事なんだなと伝わってきました。雑誌を見て私が1番見て印象に残ったのは海外の女優さんのページです。1ページ丸ごと使っていた訳でもなく、ポーズなどを取っているわけでもなく、写真と紹介文が書いてあるだけの感じでした。私がなぜその女優さんを知っていたかと言うと、私がNetflixでクイーンズギャンビットというチェスをテーマにしたドラマを見て、その主人公の役を演じている方だったからです。ドラマ上では赤髪にショートでしたが雑誌では金髪で長さはミディアムぐらいでした。特徴的な顔つきの女優さんだったので髪の毛は違くともすぐ分かりました。ELLEの雑誌に載っているとは思わなくてびっくりしたので印象に残っていました。ELLEさんは1945年にフランスで創刊。女性らしさ、働く女性などをテーマにしているそうです。歴史などに詳しいわけではないのですが時代的に女性差別などがあったのかなと思いました。もしそうならその時代の女性たちにとってELLEさんは心強く、親近感を湧かせるような雑誌だったのかなと思いました。そして今はコロナでの自粛期間、自宅勤務やテレワークで過ごすようになりました。現在ELLEさんはそういったテーマにそって雑誌を作っていってるそうです。こういってその時代の流れに沿ってテーマをちゃんと考えていてどんな時でも女性に力を与えてくれているんだなと思いました!(KAKO/中学2年)

ELLE編集部を訪れて
私はELLEの雑誌は読んだことがなかったのですがELLE girlをすごく愛読していて、ELLEのことも知りたくて参加しました。編集部といえばパソコンが並んでいてみんなカタカタやっているイメージ。でもELLE編集部は違いました。流行の最先端をいくようなオフィススタイルで、みんなが自由に歩き回りながら意見を交換しながらお仕事をしていました。すごくいいオフィスだなと思いました。ガラス張りの会議室の入り口に小さく世界各地の街の名前がひとつづつ書いてあったのも細かくていいなと思いました。私は将来やりたいことがたくさんあるから、編集者にもなってみたいけどファッションの専門学校に行かないといけないのはなあ、と思っていました。そしたらなんと、専門学校には行っていないで編集者になる人の方が多いと聞きました。すごくびっくりです。今回のお話を聞いて、将来の可能性が広がった気がします。(HANA/中学2年)

雑誌を作る工夫
今回ELLE JAPONさんに伺わせてもらいました。
この前お話しを伺ったWWD JAPANさんの専門誌とは違う一般紙を作っている会社でした。
ELLEの雑誌は沢山の色で見やすくモデルの方々がブランド物の色々な種類の服を来ています。ELLEは働く女性のための雑誌だそうです。
私が雑誌の中を見て1番印象に残ったことは普段なら着ない派手な服や、露出の多い服などいつもならあまり目をつけない少し変わった服が多いということです。
値段が高い服などを沢山載せているので読者が憧れるような服が多くて凄いと思いました。
最後に1人1問ずつ質問をさせてもらい、私は読者が読んで不快にならない雑誌をどのように作るかを聞かせてもらいました。
答えてもらったAnswerは言葉に気をつけていると言っていました。確かに雑誌を読むと文字が色々な所にあるな。と改めて思いました。雑誌は写真ばっかりなどのイメージがあったので印刷会社は小さい文字までしっかりと気にしていると思うと凄いと思いました。(ANN/中学2年)

好きを極めるってかっこいい!
今回初めてのプレインターンシップでELLEの編集部に行き、高倉さんのお話を聞きました。
高倉さんはファッションが好きでパリコレを生で見たいという想いからエディターになったと言っていて、自分の好きなことを追い求めて仕事していることをとてもかっこいいと思いました。
また、海外での取材やデザイナーさんと会って話すことがとても楽しかったと言っていて沢山の発見がありそうだと思いました。
今回高倉さんのお話を聞き、英語力、経験値、そして自分の好きなことをもっと伸ばしていくことが必要だということを感じました。今回プレインターンシップに来れて本当によかったです。(AYANE/中学2年)

ELLE Japonエディター高倉さんのお話を聞いて
今回は「Elle japon」に行きました。今回は高倉さんにお話を伺いました。4階では社員の皆さんが自由席でパソコンに向かっていました。私は自由席というのを見たことがなくてとても驚きました。この仕事は、あまり部員さんと関わることはなく、高倉さんがチームリーダーになって外部の人と作るそうです。高倉さんがこの仕事に着いたきっかけは、ファッションが好きでパリコレを生で見たいと思い、そのためには何をすればいいかと考えてエディターになることを決意しました。そして、ファッションの編集のバイトを始め基礎をみにつけたそうです。高倉さんは3つの会社を転職して紙とコンピュータを体験しました。その経験から時間をかけてしっかり書く紙が好きということで今のこの会社に来たそうです。
雑誌にはたくさん種類があり、その年代によってやる仕事が大幅に変わりますが高倉さんは30代前半の働く女性向けのエルジャポンの記事を書いているそうです。
ELLE1945年にフランスが創刊したそうです。ELLEは全国誌に分類されています。現在40ヶ国の国で売られていてとても人気なのだと思いました。
高倉さんが書いた記事は、高倉さんが知らない国の人が読むこともあるそうです。
高倉さんにとって、海外での取材やデザイナーさんと会って話すことが出来たのがファッション編集者として楽しかったそうです。情報を海外から取るために英語を使うそうです。編集者になるには、思ったことを伝える力があるといいそうです。
Elleの雑誌を見て↓
Elleの雑誌はカラフルで、同系色で1ページずつ構成されているのがとても綺麗でした。どのモデルさんのポーズもかっこよくてどの服も欲しいと思いました。どの写真もポーズが独特で素敵でした。
Q1.WWDでは1週間に一語をだすのに3日間位かかるそうですが……どれくらいの時間をかけてますか?
A1.構成やプレゼン、服を発注する時間も含めて1ヶ月半位前に始めます。
Q2.読者の目に付くような工夫は何をしていますか?
A2.どれだけ強い写真を取れるかを1番時間をかけて作っています。
Q3.1冊を作る時に1番楽しいと思う場所と大変だと思う場所はどこですか?
A3.楽しい所は撮影です。スタッフさんといいものが取れたと思えるのが楽しい瞬間です。今までの経験が生かせているから楽しいなと思います。大変なところは原稿を書くところです。作文が苦手で少しやりたくないと思いながら頑張って書いています。
Q4.関係している人の編集部はどれくらいの人数がいて、1冊につきどれくらいの人数をかけていますか?
A4.デジタルも含め30人程度です。1冊につき外部の人が10人以上関わっているので総勢で100人くらいになります。
Q5.編集以外だったらどんな仕事を選びますか、その理由はなんですか?
A5.スタイリストさんを選ぶと思います。モデルさんのキャラクターを作るところがいいと思うからです。
Q6.有名なデザイナーさんで会えて嬉しかった人は誰ですか?
A6.パリコレのブランドのデザイナーさんです。チャーミングでアーティストに近くて優しい人が多いからです。これから会ってみたい人はPRADAのデザイナーさんのミューチェ・プラダさんに会いたいです。
Q7.お客さんが不快にならないように気遣っていることはなんですか?
A7.原稿の言葉遣いを気にしています。「~女子」のように決めつけは良くないということを気をつけています。
Q8.Elleの雑誌が働く女性に対して向けたものを書いてると言っていましたが、今はその中でどんなテーマを意識していますか?
A8.コロナ前は、「テレワーク」推奨の企画、コロナ後は副業していて活躍している人のような自由な働き方を意識して出しています。
Q9.この前テレビでアンミカさんがパリコレの人を教えるという番組をやっていて、ポージングで個性を出しすぎたらダメだし出さなすぎてもダメと言ってましたがモデルさんの個性をひきたてるために何をしていますか?
A9.オーディション段階でどうするかと言うのを重要だと思っています。個性を大切するためにそこを気にしています。
Q10.写真のポーズは全て違いますが編集とカメラマンどちらが関わっていますか?
A10.その現場でみんなで決めています。でも、責任は編集長だから意見が違ったら撮影する人を説得したりしています。
Q11.学生の時にやっておけば良かったことはありますか?
A11.外国の人とのコミュニュケーションをとるための英語力+色んなものを見ておく、大学でもしファッション関連の仕事に就きたければファッションだけの仕事ではなくファッション以外のことも知る、ファッション+得意分野があった方が良いと思います。
高倉さんがこの仕事に付いた理由を聞いて私も好きなことを仕事にするために出来ることを今のうちから考えてやってみたいと思いました。
私もElleの本を買ってみたいと思いました。
(HANA/中学2年)

月刊誌の進行とは
今日はELLEさんのプレ・インターンシップを受けました。
私はELLEさんの雑誌を見たことがありませんでした。その状態で説明を受け一番印象に残っているのが、1号を何日間かけて作っているのか?という質問を私がした時に、3ヶ月前から企画を練っていることと、1ヶ月半前から写真を撮ったりしていること、3号同時進行で雑誌を作っているということです。この前WWDさんのプレ・インターンシップを受けさせていただいた時に、1週間に1号出す雑誌は、3日間で作るということを聞いていたので、やはりページ数などがこれだけ違うと、作る日数もこれだけ違うのだなと感じました。(KOTO/中学2年)

ELLE JAPON編集部で学んだこと
今回はありがとうございました。
私は結構モデルさんに興味があって、見学でも言いましたが、
私はkokiちゃんが好きでELLE の雑誌に出てるということを知っていたので、
ELLE の雑誌のこととかをたくさん聞けて良かったです!
また、ELLEの雑誌を見てみたら、一つ一つのページが色とりどりで
文字とかもとても見やすくなっていました。
作るのは、1から作っていて、まさに棒人間から始まっていて、、、、
ということを聞くとどれだけたくさんの時間をかけて作っているのかがわかって、
とても感謝しなければなと思いました。
自分がした質問の応答だけで無く、他の人が質問してその答えも聞けて良かったです。
ELLE JAPON の編集部に入ってみたら、たくさんの人が雑誌などのために一生懸命
仕事をしているのがわかって、とても心に残りました。
ELLE JAPON さんを通して、これからも雑誌に興味を持ち、
編集部のことをたくさん知っていきたいと思います!!!!!(SAKURA/中学2年)

雑誌を作るということ
今回は「Elle japon」に行きました。
初めて社内見学のような物に参加したのでどんな所だろうと凄い緊張してました。
いざオフィスにお邪魔すると凄く落ち着いて明るい雰囲気で、何より席が自由席という所に驚きました!!
高倉さんが雑誌を作る工程の多くを担当していると聞いて凄くビックリしました。
初めてElleの雑誌を読んで、また読みたいなと思うポイントがありました。
何かと言うと表紙の平手友梨奈さんです。
幅広い層に人気があるので、書店に並んでいても手に取りやすいから起用したのかなと思いました!!
中は色々な雰囲気のお洋服等が綺麗に写っていて、どれもキラキラ輝いて見えました!
私は何回か洋服を着て写真を撮り他の方に洋服を魅せる
というのをやらせて頂いたことがあったので、その分他の方よりもスタイリストさんだったりと関わりもあったので雑誌を作成する方達にも凄く興味がありました。
雑誌を作るのには凄く時間がかかり、それをこなしている高倉さんが凄くキラキラしていてその気持ちが雑誌も輝かせているんだなと思いました!!
凄く貴重な体験が出来て良かったです。
またElleを読んでみたいです!!
(りり/中学2年)